皆さん、こんにちは!
北海道北見市でカメラマンとして、日々撮影の仕事をしている亀井です。
今日の北見市は午後から青空が広がる良い天気になりそうです。最高気温は1度、最低は
マイナス7度と若干暖かい一日で推移しそうです。しかし、明日は一日中雪が降りそうな
予報が出ているので、再度除雪作業が必要になるでしょう。日々のニュースでは除雪時の
事故が多発している様なので、皆さんも気を付けて作業して下さいね。
さて、今回はウクライナ国立オデーサ歌劇場オーケストラの北見公演についてお伝えして
いますが、本日は首席客演指揮者の吉田裕史氏とウクライナ国立オデーサ歌劇場の歩みが
どの様なものであったかを今日と明日で御紹介して行きます。
首席客演指揮者の吉田氏は、2007年にローマ歌劇場においてオペラ「道化師」を指揮し
イタリアにおけるオペラ指揮者としてのデビューを飾っています。以後現在に至るまで
オペラの本場イタリアを中心に海外で活躍して来ました。現在の拠点であるウクライナ
南部オデーサは「黒海の真珠」とも称され、2023年に世界遺産にも登録された美しい
港湾都市です。そのオデーサの中心に位置するオデーサ歌劇場は、200年以上の歴史を
誇るウクライナで最も古い歌劇場であり、街のシンボルとして愛されて来ました。
2021年、オデーサ歌劇場の首席客演指揮者に就任した吉田氏でしたが、それから間も
ない2022年2月、ロシアによる軍事侵攻が開始されました。日本政府も現在に至るまで
ウクライナからの避難勧告を出し続け、足を踏み入れる事が出来ない状況が続く中で、
オデーサ歌劇場は2022年6月から公演を再開していました。戦争が始まって1年半以上
常に危険と隣り合わせの中でも、逃げずに演奏を続けるオーケストラやオペラの楽団員
から幾度となく吉田氏に公演依頼が届いていました。「市民達に音楽を届けたい!」と
願う彼らの強い使命感を受け取った吉田氏は、2023年9月に2024年開幕公演の指揮を
する為に、ウクライナ入りを果たす事が叶いました。(本日はここまで)
(明日は現在のウクライナの状況も含め、日本公演に繋がる様子をお伝えします)
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