皆さん、こんにちは!
北海道北見市でカメラマンとして、日々撮影の仕事をしている亀井です。
今日の北見市は曇天の空から細かい雪が舞い落ちる天気になっています。この後も一日
雪になる予報が出ているので、お出掛けされる方は足元に気を付けて歩いて下さいね。
さて、今回はウクライナ国立オデーサ歌劇場オーケストラ北見公演の話題をお伝えして
来ましたが本日で最終回です。前回は、これまでの吉田氏の歩みをお送りしましたが、
本日は続編をお送りします。2023年9月に2024年開幕公演の指揮をする為ウクライナ
入りを果たした吉田氏は、何度も防空警報が鳴り響く中、オーケストラのメンバー達と
シェルターに身を隠しながら、文字通り命懸けで公演の準備を続ける事になります。
そしてたどり着いた公演当日、吉田氏はオーケストラの魂が持つ「音楽の力」を目に
します。演奏を始める直前、吉田氏の目に飛び込んできたのは、ほぼ満席の客席でした。
老若男女の市民達の期待の表情、そしてカーキ色の軍服姿の兵士達の姿、もしかすると
最後になるかもしれない家族との時間の側にも音楽がある。オーケストラの魂の演奏が
持つ音楽の力を実感した公演になりました。吉田氏はこの経験を経て、オーケストラの
織りなす素晴らしい音楽を日本の皆さんに届けたい、と言う気持ちがどんどん膨らんで
行きます。「ウクライナの誇る最高の芸術を、世界に、未来に伝えて行きたい」と言う
彼らの音楽家としての使命を、自分と共に叶えたいと歩み続けています。
最後に吉田氏は「魂が震える様な感動をウクライナ国立オデーサ歌劇場オーケストラと
共に、皆さんにお届けする日を心待ちにしています」と語っています。北見公演の実行
委員会では、会場が満席になる様活動をして行きますので、魂が震える様な感動を是非
体験しに来て下さい!
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