知床は言わずと知れた北海道の観光名所ですね。
今回は札幌から知床半島の知床五湖の玄関口である斜里町ウトロまで、移動手段ごとの移動にかかる時間やお金を比較しながらご紹介いたします。
斜里町ウトロまでのアクセス方法は大きく分けて4つあります。今回はそれらを比較しながら紹介していきます。ぜひあなたにあった行き方を模索してみて下さい。
1. JR+バス
最もオーソドックスなアクセス方法はJRとバスを使った方法です。
札幌駅から知床に一番近い駅である知床斜里駅に行くには、特急に乗って釧路駅まで行き、JR釧網線、知床斜里駅行きの列車に乗り換えるのが一般的です。
札幌駅→知床斜里駅
かかる時間(釧路駅乗り換え) | 9時間 |
かかるお金(釧路駅乗り換え) | 10,560円 |
知床斜里駅から知床観光の玄関口であるウトロまでは、斜里バスが運行する路線バスに乗車します。
知床斜里駅→ウトロ
かかる時間 | 50分 |
かかるお金 | 1,650円 |
なお札幌から知床ウトロまで実際に行こうと思うと、乗り継ぎ時間など考慮すると10時間以上かかります。
まる一日かけての移動になりますので、あらかじめ計画を立てて移動するようにしましょう。
2. 都市間高速バス・イーグルライナー
次にご紹介するのは、斜里バスが運行する都市間高速バスの「イーグルライナー」を使った移動です。
都市間高速バスのメリットは、乗継が必要なく札幌市中心部にある札幌ターミナルから、ウトロ温泉バスターミナルなど知床観光の拠点まで直接行くことができることです。
かかる時間 | 約7時間45分 |
かかるお金 | 片道券 8400円
往復券 15,700円(1,100円お得) |
バス一本で行けるのはかなり楽ですよね。乗り換えを考えなくていいし、待ち時間もない。
到着地である知床ではウトロ温泉バスセンターだけでなく、知床第一ホテルなどの宿泊施設の前までダイレクトに行くことができるのもうれしいところですね。
とはいえイーグルライナーは1日に1往復しか運行していないので時刻表を確認して予定を立ててみて下さい。
7時間ほどの長時間乗車になりますので、ネックピローなど快適に過ごせる工夫をするとより楽に過ごせるかと思います。
深夜便の場合には途中休憩がないので、飲み物や軽食もの確保もしておきましょう。なおバスは3列独立シート、トイレ付です。(繁忙期の増車時は、4列仕様&トイレがついていない場合もあります)詳しくは公式ページをご覧ください。
3. 飛行機+バス
飛行機を使用して知床に行く場合の最寄空港となるのは、女満別空港です。
札幌から女満別空港に行くには、新千歳空港から飛行機に乗ることになるので、まず札幌市内から新千歳空港へ移動しましょう。
札幌駅からJRの快速エアポートで40分ほどで運賃1070円で行くことができます。
新千歳空港から女満別空港までは定期便(ANA、JAL)があり、運賃は予約時期などで変わりますが、出発の数週間前ににチケットを取ると片道24,000円ほどです。航空券のチケットは早めにとれば取るほど安くなり、1ヶ月前の予約では片道7,500円程で行くことが可能です。
かかる時間 | 45分 |
かかるお金 | 7,500円〜24,000円 |
女満別空港からウトロまでは、6月上旬から10月上旬、1月下旬~3月上旬については直行バス「知床エアポートライナー号」が運行しています。。所要時間はおよそ2時間15分、運賃は3300円となります。
女満別空港でレンタカーを借りて、車で行くのも楽しい旅になります。
4. 車・レンタカー
最後にご紹介する移動方法は車を使った移動です。
フェリーで北海道にきた方や、レンタカーを借りているときには自分の都合に合わせて気のままに移動できる車を使用した方法が楽という方も多いのではないでしょうか。
かかる時間 | 7時間ほど |
かかるお金 | 札幌ICから高速道路の利用で3,710円 |
札幌から知床へ行く場合のルートとしては、道央道と旭川紋別自動車道(無料)を通り遠軽瀬戸瀬インターへ向かいます。その後一般道を走り知床ウトロへというルートが最短です。
また、札幌から千歳、帯広を通る道東道を通り足寄インターへ、その後一般道で阿寒湖畔や摩周湖がある弟子屈(てしかが)町を通りウトロへ行くというルートもあります。
旭川を通るルートよりは遠くなってしまいますが、阿寒湖など見どころも多いのでゆったりと旅をするにはおすすめです。こちらは札幌南ICからの利用で高速料金は5,490円と少し値段は上がります。
いかがでしたでしょうか。
今回は札幌から知床半島の知床五湖の玄関口である斜里町ウトロまで、移動手段ごとの移動にかかる時間やお金を比較しながらご紹介いたしました。
短時間で行くなら飛行機で、JRやドライブで景色を楽しみながら行っても楽しいですね。
あなたにあった旅のスタイルで北海道旅行をお楽しみください。
少しでも参考になれば幸いです。
それではまた。
コメント