皆さん、こんにちは!
北海道北見市でカメラマンとして、日々撮影の仕事をしている亀井です。
今日の北見市は快晴の良い天気となり暖かい一日で推移しそうです。昨日から6月に入り
オホーツクブルーの空が美しい季節がやって来ました。週末以降は20度後半の気温が続き
夏らしい気温となりそうです。さて、今回はスロウに掲載された「北のアルプ美術館」の
話題をお送りします。これまでも何度か特集して頂いていますが、今回は紙の本に因んで
美術館に収蔵している山岳雑誌アルプと、33年を迎えた美術館を特集して頂きました。
この美術館を設立したのは、今は亡き 山 崎 猛 氏で実業家と写真家、二つの顔を持った
方でした。また、熱心なアルプ愛読者としても知られ、この美術館を設立するきっかけも
アルプでした。1958年東京の創文者が創刊した、山と自然讃歌の文藝誌がアルプでした。
哲学者、写真家、版画家、山と自然に魅せられた執筆陣が、詩で、写真で、絵で、其々の
思いを綴っています。斜里の書店に住み込みで勤務していた山崎氏が、20歳の時に出会い
感動し胸を打たれた文芸誌アルプが「北のアルプ美術館」の物語をスタートさせました。
昨今、若者の活字離れが進み、年間に読む紙の本の数も激減し売り上げも衰退しています。
しかし、この美術館に足を踏み入れ紙の本を開いた瞬間に、数々の作家が美しい日本語を
駆使して、自然の素晴らしい情景を巧みに表現した文章に心を打たれます。
皆さんには、是非一度機会を作って頂き、北のアルプ美術館で紙の本の素晴らしさを体験
して頂きたいと思います。
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