皆さん、こんにちは!
北海道北見市でカメラマンとして、日々撮影の仕事をしている亀井です。
今日も北見市は青空が広がり良い天気で経過しそうです。最高気温は24度まで上がり
初夏の気温で推移しそうです。明日は雨の予報となっていますが、その先は安定した
天気と気温が続く予想です。さて、今回は桜の特集をお送りしていますが、そもそも
日本の桜はどうやって広がって行ったのか?を解説したいと思います。桜の野生種は
ヤマザクラ・エドヒガン・オオシマザクラの3種が代表される物です。江戸時代には
花見といえばヤマザクラと言われて様です。また、エドヒガンは長生きする種であり
特に古い巨木は一本桜として観光名所になったり、天然記念物に指定されている木も
あります。更に春の花の象徴として桜が詠まれるのは、平安時代の古今和歌集からで
桜を愛でる文化が生まれたのは、この時代からだろうと推測されます。平安時代には
ヤマザクラを用いた栽培も行われる様になったそうで、同時に庭に植える為の苗木の
生産も始まり、野生種では無い栽培品種も誕生したそうです。尚、日本最古の歴史を
持つ桜は枝垂れ桜で、平安時代の文献に名前の記載が確認されています。枝垂れ桜は
野生種のエドヒガンが突然変異した物だと考えられ現在も調査中ですが、当時育てた
個体の子孫が日本全国に広まったと推測されています。北海道では、枝垂れ桜を見る
機会はありませんが、旅先で見る枝垂れ桜は美しく見入ってしまいますね。皆さんも
旅先で見る機会があれば、是非写真に残して下さいね。では、本日の桜をご覧下さい!
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