皆さん、こんにちは!
北海道北見市でカメラマンとして、日々撮影の仕事をしている亀井です。
今日も青空が広がり暖かい一日となった北見市は、最高気温が15度まで上がり、車の中は
暑く感じました。来週前半は最高気温が20度に達しそうな予報も出ていて、本格的な春の
到来となりそうです。それにあわせて、洋服も冬物から春物へ衣替えのシーズンがやって
来そうですが、皆さんは春物の準備は出来ていますか?長期予報では4月中旬に雪が降る
予報も出ているので、お天気と相談しながら進めて下さいね。さて、今回は網走の二つ岩
海岸で撮影した流氷をご覧頂いていますが、本日は画面中央に写っている海別岳の解説を
してみたいと思います。海別岳の右側には、日本百名山の斜里岳があり、いつもはあまり
注目されない山になっています。でも、海別岳は知床連山の付け根に位置する重要な山と
言えます。標高は1419.3mで山体は3町に跨っています。名前の由来は、この山を水源と
する海別川からつけられた様です。「北海道蝦夷語地名解」によれば、海別はアイヌ語の
「ウナペッ」(灰の川)に 由来し、かつて海別川全体が火山灰で埋まった事があったと
記されています。しかし、実際にはこの山が噴火した事実はないそうです。
特徴は安山岩と玄武岩質の成層火山で、活動時期は90〜50万年前とされています。
また、整備された登山道はなく登頂には積雪期が一般的で、なだらかな斜面を有する為
スキー登山に向いている山と言われています。そんな海別岳は、知床連山への縦走には
欠かせない存在です。いつもは斜里岳ばかりが取り上げられ、その横で霞んでいる存在
ですが、是非注目して見て頂きたい山ですね。では、そんな本日の写真をご覧下さい!
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