皆さん、こんにちは!
北海道北見市でカメラマンとして、日々撮影の仕事をしている亀井です。
今日の北見市は青空が広がり冬晴れとなっています。最高気温は0度、最低はマイナス
11度まで下がる予報でした。出勤時には車のフロントガラスも凍っていて暖気が必要な
季節となりましたね。この先、年末に向かってどんどん寒くなると思うので、体調には
気を付けてお過ごし下さいね。さて、今回は鉄道車両の写真をご覧頂いて来ましたが、
最終回は除雪車両を2つご覧頂きます。最初に紹介するのは、キ100形式貨車(単線用
ラッセル式雪かき車)で蒸気機関車時代から使用されて来た車両です。合計194車両が
製造、改造された雪かき車の代名詞とも言える形式です。その活動範囲は広く、北海道
から山陰に及びます。私鉄に譲渡された一部車両は未だ現役で使用されています。
この車両の側翼は4.5mまで開く事が出来て、除雪を行う際は先頭にある連結器を車体に
引き込む事で雪の抵抗を少なくする事が出来ます。
次にご紹介するのは、DD14形式除雪用ディーゼル機関車・ロータリー型です。北海道を
はじめとする豪雪地帯の除雪用として開発された機関車であり、従来は動力を持たない
除雪車を蒸気機関車で推進させる事で行っていた線路の除雪を、ディーゼル機関車自らの
動力で機関車と直結した投雪装置(ロータリーヘッド)を動かす事で、除雪性能を高めて
作業の合理化が図られる様になりました。製造当初は排雪装置部分の構造に問題があり、
何度も改良が加えらました。
こうして様々な活躍をした車両が、常磐町の展示場に保存されているので是非一度足を
運んで頂き見学して頂きたいと思います。では、最終回の写真をご覧下さい!


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