皆さん、こんばんは!
北海道北見市でカメラマンとして、日々撮影の仕事をしている亀井です。
今日の北見市は、朝早い時間には雨が降り、その後は青空、そして夕方には再び雨雲が
広がる変わりやすい天気でしたね。最高気温は21度まで上がりましたが、明日は11度と
寒い一日になりそうなので、風邪など引かない様気を付けてお過ごし下さいね。さて、
今回は能取湖のサンゴ草をご覧頂いていますが、この場所には昭和60年9月、現在の
上陛下(当時は皇太子殿下、同妃殿下)がお立ち寄り下さったゆかりの地でもあります。
そこから卯原内の町内会や観光協会は、地域の活性化を図ろうと住民皆で知恵を絞って
おり、その結果地区内でただ一つの資源とも言えるサンゴ草が、群落の広さは勿論の事
深紅の色付き方など全ての点で日本一ではないかと着目しました。これを聞いた市が、
網走支庁や各地に紹介して調査したところ、能取湖畔のサンゴ草は約9ヘクタールあり
道から天然記念物指定を受けているサロマ湖畔は7ヘクタール、厚岸湖畔ではほぼ壊滅
状態にある事から、能取湖畔のサンゴ草が日本一であると確認出来たそうです。そこで
翌年のサンゴ草祭りで記念の木碑を建立し、全国に日本一宣言する事が観光協会などで
決められました。様々な調査や努力の結晶が実りそれが現在まで引き継がれ、観光地と
して定着したのですね。では、本日の写真をご覧下さい!
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