尾﨑絵俚【楽読えんがるスクール】

■1オホーツク地域のどこで、どのような事業を行っていますか。
遠軽町です。楽読という速読のスクールをしております。
速読業界はいろいろありますが、楽しく読んで速く読むをうたう「楽読」という速読スクールです。
16年前に（令和3年現在）大阪から始まり、現在全国に約９０スクールほどあります。

■2これまで事業をやってきて一番やりがいを感じたこと、大変だったことはなんですか。

楽読は受講者数延べ人数2万人以上の実績がありますが、
北海道で当時札幌近郊しかなかった速読スクールを小さな街でチャレンジしていること。
地域柄、わたしのことをなんとなく知ってるというかたは多いので、わたしが何かを始めたという認識はしてくださっていても
「速読？なんだろう、すごいねー、頑張ってねー！」（速読は自分とは無縁だから(笑)）という反応が当時は多かったです。
大変な点は会社勤務もしておりますので、限られた時間の中での時間管理です。
いかに地域のみなさんにより多く知ってもらったり、良さを実感していただくための機会をつくるかということです。

■3オホーツク地域で事業を行っていく上での今後のビジョンを教えてください。

速読は誰でもできます。特に楽読のレッスンは

「楽しむ、ゆるむこと」ことをしていただくのが大切なポイントです。それもトレーニングのひとつですとお伝えしています。

毎回同じレッスン内容でも、毎回、自分が何を感じているか自分との対話をしていきます。

日ごろ頑張ってる、頑張らなければならないことはたくさんある中で、
オンラインでもリアルなスクールでも
ふらっと立ち寄り、レッスンの時間を楽しんでリラックスして、再び自分の生活のシーンにすこし気分を変えて帰っていくような
自分の心身のメンテナンスをする場所として、

でもちゃんと速読が身につくと、活性化された様々な脳力で、読書だけではなくそれぞれの日常のシーンで
ご自身の可能性をさらに出すために楽読のトレーニングは活かされます。
個人の良さをどんどん出していくことで、互いの個性を認め合い、よりよい人間関係や地域、社会創りに広がっていくと感じています。

「居酒屋やカフェのように日常に普通にあるのが楽読えんがるスクール」をイメージしています。