合同会社1人1つの笑顔をつくる(ひかりサロン網走)

平賀貴幸【合同会社1人1つの笑顔をつくる(ひかりサロン網走)】

10回のリハビリより1回のお買い物

■1オホーツク地域のどこで、どのような事業を行っていますか。

(1)しょうがい者福祉を通じたまちづくりを北見市(NPO法人とむての森・代表理事)と美幌町(マイスペース美幌・理事)で中心に進めています。
また、北海道NPOバンク事業組合の理事として道内のNPO法人の資金調達の一助となる仕事にも携わっています。

(2)ショッピングリハビリ®️を網走市で進めています。作業療法士監修で効果バツグンの「ポール体操」と「買い物しながらのリハビリ」に自宅までの往復無料送迎が付いた短時間型のリハビリデイサービスになります。

(3)これから網走市で発達に心配や不安のあるお子さんやそのご家族を対象とした「応用行動分析によるセラピー」を行うべく準備を進めています。
※発達障害や自閉症スペクトラム障害のあるお子さんやご家族に対する療育支援も実施予定です。

(4)地域の企業や個人事業主さんからの各種事業の実施や助成金、補助金などのご相談対応も随時進めています。

■2これまで事業をやってきて一番やりがいを感じたこと、大変だったことはなんですか。

ソーシャルビジネスとして、地域の課題解決のために必要な事業を組み立てて進めることが私にとってライフワークとなっているので、事業を通じて課題解決が進むそとそのものにやりがいを感じています。

大変だった事は採算が取れるようになることと、人に裏切られたり、最初に網走ではじめた事業を事実上乗っ取られた事でしょうか(笑)

■3オホーツク地域で事業を行っていく上での今後のビジョンを教えてください。

地域の課題解決こそ自分の生きる道だと感じてくれる、システムチェンジを目指すことを楽しめる人材と一緒に働くことが良いですね。

■4オホーツク地方での事業で現状困っていることはありますか、またそれはどのような事ですか。

ショッピングリハビリ®️事業はオープンからまもなく1年が経ちますが、黒字化までもう一歩といったところまで来ました。
コロナ禍の影響も小さくありませんが、広報の工夫はしていますが、65歳を超えると「介護保険の事業対象者になる」という情報が高齢者の皆さんに行き届いていないことが大きな課題になっていると感じています。

■5オホーツク地域で事業を行っていく上での今後のビジョンを教えてください。

2022年の今年、50歳になりました。65歳までに次世代を育成して事業の中心を引き継ぎ、妻を大切にしながら地域貢献を続けることが目標です。
そして歳を重ねてもしょうがいがあっても愛する地域で最後まで暮らし続けられる地域にして行くこと。
そのためにも「寝たきりゼロ」のまちづくりを進めることや、「男女共に育児休業を取得できるなど、子どもを産み育てやすく、女性がさらに自己実現しやすい地域に徹底的に変えていくこと」などやらなくてはならないことがたくさんあるので、コツコツと頑張ります。

社名 合同会社1人1つの笑顔をつくる(ひかりサロン網走)
住所

網走市駒場南5丁目83-1

事業内容 ・しょうがい者福祉を通じたまちづくり(北見市・美幌町)

・ショッピングリハビリ®️

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